ジスロマックで治療可能な性病とヘルペス感染への注意

ジスロマックが使用されるようになったことによって性病の一つである性器クラミジアの脅威が小さくなりました。日本において最も蔓延しているとされている性器クラミジア感染は治療が難しかったものの、マクロライド系、テトラサイクリン系、ニューキノロン系の抗生物質が登場したことによりその完治が可能になったのです。マクロライド系に属するジスロマックはその有効性に加えて、高い経口吸収性と長い半減期が特徴です。徐放製剤ができたことによってわずか3回の服用で一週間以上の効果を期待することができ、患者にとっては自分が性病で薬を飲んでいるということを人に知られずに住むというメリットがあるのがジスロマックです。こういった画期的な治療薬があるケースは限られていますが、水泡を生じる性器ヘルペスに対しても有効な抗ウイルス薬があります。痛みの激しい水泡に対しては薬の使用が不可欠であり、多くの患者が水泡を取り除くことを求めて薬を手に入れています。一方、性病に感染することによって紫斑病の症状が出ることもあります。若い人の場合には単純性紫斑病であって、自然に治ることもあります。しかし、紫斑病が二次的に生じていることもあり、その原因が性病のことがあるのです。紫斑は内出血により生じているものであり、血中の血小板数が減少していることが原因となっているのが一般的です。血小板減少を引き起こす性病としてB型肝炎ウイルス感染やHIV感染が知られています。他の自覚症状が伴わないことも多いのが両者の特徴ですが、ウイルス抗体検査を行うことによってどちらが原因であることを診断することができます。紫斑が生じた際には自然に治ると考えずに一度は診察を受けたほうが無難です。