ジスロマックを長期間服用と双極性うつ病のリスク

ジスロマックは細菌を殺菌する作用があり、様々な感染症の治療薬として有効です。マクロライド系抗生物質の中ではジスロマックが最も効果的に細菌を死滅させます。よって短期間の服用で感染症が治ります。ジスロマックが使われることが最も多いのは、クラミジア感染症ですが、たった1回という短期間で完治するとされます。しかしジスロマックは長期間服用すると副作用が重く現れることがあります。双極性うつ病はその一つで、ハイテンションで活動的な躁状態と、憂鬱で気力が湧いてこないうつ状態を繰り返します。躁状態では睡眠をとらなくても元気で、仕事や生活に役立つアイデアが次々と浮かびます。自分が偉大な人間だと認識するため、衝動買いやギャンブルで散財する傾向があります。躁状態は病気であることに気づかないので、うつ状態になって診察を受けます。しかし病院に行っても軽い双極性うつ病の場合は、単なるうつ病と診断されることもすくなくありません。躁状態とうつ状態のサイクルは人それぞれですが、一般的にうつ状態の割合が長期間に及びます。双極性うつ病の治療は、2つの視点からアプローチします。それは薬物療法と精神療法です。ストレスが原因の心の病気ではないので、カウンセリングだけでは不十分です。ただし自分で再発する兆しを発見できるようになると、早期治療が可能になり症状に悪化を防げます。精神療法では病気のコントロールを支援します。薬物療法では、血中濃度を測って慎重に投与する薬を決めます。正確なデータのために、処方する量と服用回数が厳密に設定されます。うつ病に効く薬は双極性うつ病には効果がないので、うつ病の治療中に双極性うつ病を発見することもあります。