抗生物質(抗生剤)を子供に飲ませる時の注意

抗生物質(抗生剤)とは、細菌による感染症や、化膿などの炎症を抑えるための薬です。
例えば子供にとって危険な百日咳は、百日咳菌の感染によって起こりますが、抗生物質を服用することで除菌ができれば症状は改善します。
ただし、服用には注意点があります。
ここでは特に、子供に飲ませる時の注意点を2つ説明します。

まず最も大切なことは、医師の指示通りの量と期間を守ることです。
たいていの症状は、服用することで劇的に改善します。
一見、完治したように見えて、服用を止めてしまうことがあります。
しかし体内に僅かな菌でも残っていれば、また増殖し、症状がぶり返すことがあります。
そうなると菌に耐性がついてしまい、同じ抗生物質では効かなくなってしまうこともあります。
必ず、服用回数や服用期間を守ることが大切です。

次に、特に子供の場合は、服用により下痢を引き起こすことがあります。
これは抗生物質が腸内の善玉菌にも作用してしまい、腸内バランスが乱れるためです。
下痢を放っておくと脱水の危険性があり、体調を崩している子供にとっては重症になる可能性もあります。
服用して下痢をした場合は、服用を継続してもいいか医師に相談することが大切です。