感染症治療に役立つジスロマックと遠赤外線治療法

世の中には様々な感染症があり、それに対して有効な治療薬を開発するということが精力的に行われてきています。ジスロマックはマクロライド系抗生物質の中でもニューマクロライドと呼ばれる新しい治療薬であり、広い抗菌スペクトルと高い経口吸収性が特徴となっています。マクロライド系抗生物質はグラム陽性菌や多くのグラム陰性菌だけでなく、クラミジアやマイコプラズマなどにも有効性があるため、クラミジア性尿道炎やマイコプラズマ肺炎などに頻繁に用いられる抗生物質となっています。ジスロマックはそれ以前のマクロライド系抗生物質の問題点であった胃酸に対する安定性を克服したことによって吸収性が高まっており、処方される頻度が高い治療薬となっている状況があります。多くの感染症がジスロマックによって治療されるようになったものの、ジスロマックが有効ではない感染症もやはり多いというのは医師にとっても患者にとっても大きな悩みです。特に免疫力が低下したときに発症する常在菌による感染症はしばしば大きな悩みになります。ストレスや他の病気などで免疫力が低下すると発症するものとしてカンジダやヘルペスが知られていますが、特にヘルペスは痛みの激しい水泡が生じることから大きな悩みになるものです。その解決法として遠赤外線治療法が提唱されてきています。遠赤外線治療法は温熱療法の一種であり、身体を深部から温めることによって体温を上げることによって免疫力を高めることができるというものです。口唇ヘルペスに対する遠赤外線治療法の検証も行われてきており、免疫力の低下によって苦しめられる患者を助ける手段として注目を浴びています。薬を用いないこういった治療法も今後の焦点になっていくでしょう。